春の夕日

  • 2024.03.17 Sunday
  • 21:40

JUGEMテーマ:日記・一般

 

3月16、17日(土日)と20度前後の暖かさだった。

特に16日は一日青空が広がり、公園の高台から沈みゆく美しい夕日が見えた。

電線が入ってしまうのが残念だが、それでも手前の早咲きの桜とともに、なんとも

平和な景色に心が和んだ・・・。

 

家族が安穏でありますように。

世界が平和でありますようにと、心から願う。

木の影

  • 2024.03.14 Thursday
  • 22:04

JUGEMテーマ:日記・

 

早咲きの玉縄桜が満開だ。

光が強くなってきたら、木の影が地面にくっきりと映った。

まるで地面に浮かぶ大きな絵画のよう・・・。

自然は、思わぬものをつくりだす。

物語シアター朗読ワークショップ2023年度発表会

  • 2024.03.13 Wednesday
  • 01:21

JUGEMテーマ:芸能

 

目白の学習院大学の近くにある「馬場ひかりダンススタジオ」をお借りして

毎年「朗読」発表会を行っている。今回は3月10日。

大変明るい良い空間であることは、写真を見てもらえばご理解いただけるだろう。

この空間から、戦後、たくさんの優れたコンテンポラリーダンサーが、育ち飛躍

していった。古いが床も天井も壁も、木造で味わい深い。

なんといっても、裸足で床を踏む感触が最高に心地良い。

 

そんなダンサーの聖地にも似た空間で、朗読をやらせていただいている。

なんという贅沢。その上声の響きも格別だ・・。

 

そこで今年は9人の出演者に発表をしてもらった。

 

優れた空間の威力たるや、出演者の表現を自然に高みに誘ってくれる。

空間の持つ力は侮れないのだ。

出演者は、アマチュアからプロまで様々。年齢も20代から70代まで幅が広い。

 

この贅沢な空間で稽古や発表ができることは、誠に幸せなことと思っている。

そして、自由な自己表現としての朗読には、今後も限りない芸術の可能性を秘めて

いることを、このスタジオの空間は教えてくれている。

ベンチから生える木が消えた?!

  • 2024.03.07 Thursday
  • 19:15

JUGEMテーマ:日記・一般

悔しい、じつに悔しい!

ウオーキングでちょこちょこ訪れているふるさと公園の、ベンチから生える

奇跡の葉っぱが、一昨日無くなっているのに気が付いた。

 

あれ、まさか?と思い、何度もさがしてみたが、見あたらなかった。

誰かが、むしり取ったのだろう。じつにいやらしい、無慈悲な所業だ。

何故、あのような自然の奇跡の営みを理解できないのか・・・。

心いやしき人間の仕業であろう。

 

ああ、何年もかけてあのような奇跡が生まれたのに、これからまた10年20年かけて

自然界の奇跡が膨らもうとしていたというのに・・・。

優しさもユーモアも何にもない輩に憎しみさえ覚えた。

 

残念でたまらない・・・。

巨星 北原保雄先生逝く

  • 2024.03.06 Wednesday
  • 17:11

JUGEMテーマ:日記・一般

 

2月28日に行われた柏崎談笑会の直前に、新潟の弟からラインが入った。

元筑波大学学長で、談笑会にもコロナ前まで顔を出されていた重鎮

北原保雄先生が、6日前の2月22日にお亡くなりになっていたと・・・・。

87歳だった。会では、皆さんと1分間の黙とうをささげた。

 

私の公演も何度も観に来ていただいたし、二人で光栄にも飲みに行ったこともあった。

最もお世話になったのは、3年前の舞踊劇「綾子舞物語」の脚本を添削していただいた

思い出だ。お送りした台本に、いたるところ赤ペンで直しをいれていただいたのだ。

日本最高の国語学者に、そこまでやっていただいたことは、感謝以外のなにものもない。

 

説得力のある完璧な脚本にしたかった、その思いが通じたのであろう。

直していただいたところは、今もよくおぼえている。

特に、江戸時代にはいる直前の時代、子が父を呼ぶとき、または、妹が姉を呼ぶときに

どういう呼称を使うのか。何気ないことだが、時代の雰囲気がその言い方で決まってくるようで、

うかつに決められなかった。

お父様でもなく、父さんでもない。おとっさんでも違う。出雲阿国が父親を呼ぶとき

果たしてどう呼んだのだろうか・・・。

 

北原先生は即答された。「ととさま」だね。妹が姉のお国を呼ぶときは

「あねさま」だね。これは確か電話でのやりとりだった。

目の前の霧が晴れた・・・。

呼び方一つで、時代背景と彼らのおかれた地位が鮮明に浮き出てきたのだ。

言葉の持つ響きというのはじつに不思議なものである。

 

そうして、出来上がった脚本は説得力を持ち、やがて柏崎市の主催でアルフォーレ大劇場

で上演されたのだ。途中、挫折しかかったときも、「きっと、上演できるよ。」

と励ましてくださった。「柏崎にとって必要なことだから・・」

 

公演翌日、さっそく私のスマホにメールが送られていた。「大成功おめでとう。祈っていましたよ」

柏崎における綾子舞の存在の大きさを、だれよりも知悉していた北原先生の思いを

そのとき、改めて感じたのを覚えている。当然、柏崎におられるわけではないのにである。

 

その後、新潟日報に、先生の書かれた書籍の書評を依頼され、読まれた先生が大変喜ばれて

いたことが、せめてもの恩返しになったかもしれない。

柏崎が生んだ偉大な国語学者 北原保雄先生の恩に心から感謝し、

ご冥福をお祈り申し上げたい。            合掌。

 

柏崎「たろうの会」演劇フェスティバル第5回公演

  • 2024.03.03 Sunday
  • 18:55

JUGEMテーマ:芸能

 

2月23日の夜に柏崎に着き、翌朝9時に産業文化会館入り。

たろうの会の5回目の朗読劇公演のリハーサルで、客席から仕上げの演出をし、

14時から2時間弱の舞台公演を観た。

 

昨年までの中心メンバー二人が抜けたものの、17歳の高校生一人を含む3名の方が

新たに加わり、初舞台を踏んだ。

その3名の存在が大変新鮮だったことと、メンバーが確実に力をつけていることが

うまく組み合わさって、充実の舞台を生んだ。

 

とりわけ、成功していたのは、冒頭の「あらしの夜に」と、最後の「おっかけ婆さん」だった。

メンバーで最も力をつけている土屋さん、吉田さん、福崎さんが中心の演目であることは大きい。

ガブとメイの掛け合いは、子供向けの絵本の枠を超えて、十分大人が堪能できる感情の

からみが鮮明に見て取れ、すっかりお客さんを引き込んでしまった。テンポもあって面白かったのだ。

 

冒頭の作品でお客の心をつかむと、良い流れができる。2番目の「天国か地獄かのまき」では

野良猫役の現役高校生中山さんと、ひねくれ婆さん役の川又さんの年の差コンビの息がじつにいい。

ここまでくると、お客さんはすっかり舞台を楽しんでいる。自然と笑いも起こってくる。

 

続く名作「泣いた赤鬼」も無難にクリアし、とても良い空気感を保ったまま前半が終了。

そして後半、「オレンジ・ウエディング」は予想以上の反響。アルビレックス新潟をこよなく愛する

人々の話だが、実際にアルビレックス新潟の熱心なサポーターである花嫁の父親役の高橋さんの、

現実なのか虚構なのかよくわからないとぼけた芝居に、お客さんはつい吹きだしてしまうのだ。

突っ込む奥さん役もリアルな奥様であることが、輪をかけて面白い。

 

完全にコメディーの流れである。

さて、最後は本命の土屋さんの、ほぼ一人読みの自虐的なコメディー、東野圭吾の「おっかけ婆さん」。

一人語りは、一人芝居に等しい演者の力量が問われる。リアリティーと情感が無くては成り立たない。

その上、コメディーなのだから、力みがあるとお客さんはついてこない。そして、内容自体はすこぶる

面白い・・・。

果たして、うまくいくかどうか、ふたを開けてみないと答えは出ない。アマチュアであろうが

プロであろうが、生の舞台とはそんなものだ。しっかりとお客様が入った劇場での反応がすべての

答えになる。

それまでの流れも良く、最初の方からお客さんがしっかりついてきている。じわじわと反応がき出した。

徐々に語りも滑らかになっていき、いつの間にか、シゲ子になりきった土屋さんがいた。

感情ののった台詞では、ことごとく笑いがはじけた。

もう、世界にどっぷり入ったお客さんは、あらゆる自分のツボで笑っている。

 

「もっと、このおかしな世界に身を置いていたい・・。聴いていたい、観ていたい。」

そんな気持ちが客席の空間から垣間見えた。

苦しい30分は、観る側もやる側も長いが、楽しい30分はどちらにしてもあっという間だ。

人生と同じ・・・。

 

最後の台詞の後。ゴッドファーザー「愛のテーマ」を聴きながら、涙がこぼれたという。

大げさでも何でもない。舞台の天国と地獄は紙一重なのだから・・。

「やったね、土屋さん」

 

終演後、6時過ぎの電車で駅をあとにした。

 

大谷翔平 結婚おめでとう!

  • 2024.02.29 Thursday
  • 20:50

JUGEMテーマ:スポーツ

 

先日、遅い誕生日プレゼントをいただいた。大谷翔平のホームランキング記念シート。

欲しかったものだったので、手にして歓喜!

その興奮の冷めやらぬうちに、なんと結婚のビッグニュースが今日飛び込んで来た!

おったまげのぶったまげ。でも、なんともうれしいニュースではないか・・。

 

日本ではなくてアメリカで良かった。日本なら隠しようがなかったかも・・。

 

そういえば、昨年の夏。1日2試合で、完封勝利と2本のホームラン。

MLB史上最高の日と言われた日。なんと、夜中から試合をリアルタイムでテレビ観戦

していたのだ。続いて行われたホームランを打った試合もリアルで観ていたような・・

気になっているが、そのへんがあまりにぼーっとしていて確信が持てない。が、

それも見たことにしよう・・・。

ファンとしての、この幸せ・・。

 

ず〜っと以前、野茂英雄がノーヒットノーランを達成した時も、入れたてのBSに

かじりついていた覚えアリ。俺って、持ってる?!いや、しつこく観ているだけか・・・。

 

ともかく、おめでとう!

 

この赤いユニフォームはもう見られないとなると、これもまたファンタスティック!

1月の新潟県人会で、金子恵美さんと

  • 2024.02.22 Thursday
  • 22:28

JUGEMテーマ:日記・一般

 

毎年、夏と冬に二回、目白の椿山荘で開催される恒例の新潟県人会。

柏崎談笑会でもお世話になっている方々も大勢出席されるので、私も

できるだけ参加するようにしている。

 

以前は政治家として衆望を集め、今は評論家として才能をいかんなく発揮されている

金子恵美さんが、一般として参加されていた。

しかし、その華やかさゆえに人気はすごく、様々な席から引っ張りだこ・・・。

談笑会にいつも出席されているご婦人Kさんが、なぜか金子さんを柏崎のテーブルに

引っ張って来られ、ついつい私も同じ写真に・・・。

 

すぐにブログにアップするのも気が引けたので、1か月近く経ってからの登場

となった。

ほとんど、元のテーブルで食事をとっている時間は無かったのではないかと思う・・。

帰り際、お開き口付近でもご婦人につかまっていたのを見て、「お気の毒に・・」と

同情したほどだった。

 

益々のご活躍を期待している。できれば、国や県の文化教育のために・・・。

跡見学園女子大学実習2023年度秋期「朗読」集中講義終了

  • 2024.02.18 Sunday
  • 23:53

JUGEMテーマ:学問・学校

 

はじめて、跡見学園女子大学の実習の写真を掲載する。

これまでも、何度か写真を撮ったものの、じつは一度も掲載したことはない。

今回は皆さんに前もって掲載のご承諾をいただいたので、思い切って掲載することにした。

 

自動シャッターにしたので、ずいぶんと遠方に写ってしまったが、雰囲気だけは

伝わると思う。

なんだか「おまえ、いい歳して調子に乗るんじゃねえぞ」とお𠮟りを受けそうな構図になって

しまったが、彼女たちの楽しそうな雰囲気に免じてご容赦いただきたい。

 

この直前に「デューク」と「フランダースの犬」の発表会を終えたばかりで、みんなが充実感と

達成感に溢れているのだ。

集中講義は、1日約5時間を毎日5日間。4日間かけて朗読劇として本読みから始まり、

キャステイングと稽古。5日目に発表会と反省会を行うというもの。

これだけ集中して行うと、まるで学生の頃の運動部や演劇サークルでの合宿のような感覚

に近い。実際、彼女たちもそのようなことを言っていた。

 

合宿をやると、一気に力が伸びるのは言うまでもないが、これだけ毎日声を出して表現の

訓練をすると、声量もアップし、不思議なくらい読みもこなれていく。若いから進捗も早い。

 

1日目は、発声に時間をかけて行い、その後一人ずつ2回は台本を読んでもらった。

その間、指摘も行いつつ、皆さんの声と読みの特徴をつかみ、役の振り分けも考えていく。

おそらく、6年前の開始当初よりも格段にレベルがアップしているので、経験の少ない人は

戸惑いも大きいことだろう。だから、初日は相当につかれる作業になるはずだ。

 

そして、2日目の初めにキャストの発表。グループごとの立稽古が始まる。

この辺りを通過すると流れ始め、声を出して語ったり、役を表現することが徐々に楽しく

なっていく。

そして、4日めあたりになると、ぐっと声が出るようになり、変化を自覚するようになる。

あきらかに演じるのが楽しくなってくるのだ・・・。

最終日は、発表会。緊張感の中で、集中力を発揮する自分に気づくことができれば、

もう最高だ。

 

今はまだお客さんは入れないが、コロナ前までは、友人や大学の先生方をご招待して公演した。

しかし、本番と決められた時間と空間での発表は、お客さんがいなくても十分な緊張感を

味わうことになる。

 

いつもは4か月近くかけて行う授業を、5日間でまさに集中して行うのだから、大変だ。

それも、一番寒い2月である。

参加し、発表会を体験した方々に、感謝申し上げたい。でも、きっと皆さんが、何かを

感じ、つかんでくださったことと思っている。

 

それが、この写真の笑顔につながっているのではないかと感じている。

アルゼンチンタンゴ

  • 2024.02.11 Sunday
  • 23:27

 

 

JUGEMテーマ:芸能

 

先日、神奈川県民ホールに、タンゴ公演を観に行った。

民音タンゴシリーズの53回目だという。これまでにも数回観に伺っているが、

その演奏と、歌唱と、ダンスのそれぞれに素晴らしく芸術の極致を鑑賞する喜びに浸った。

 

アルゼンチンタンゴ。それは哀愁と情熱が交錯する至高の音楽と踊りだ。

今回の来日は、バイオリンのウンベルト・リドルフィ率いる五重奏団。キンデート・デル・アンヘル。

タンゴ演奏の特徴としては、小さいアコーディオンのような楽器、バンドネオンの音色が特徴的だ。

 

今回、CDを購入。リドルフィのサインまでしてもらってきた私。笑

 

鑑賞の2時間は、まさに夢のようだった。アルゼンチンタンゴの最高峰が鑑賞できるなんて、

民音さん、ありがとう。2月13日火曜日には、文京シビックホールで2回公演があるそうだ。

人気なので、チケットはあるかないかはわからないが・・・。県民ホールはほぼ満席だったようだ。

しかし、3月6日まで全国各地で公演がある。

 

ああ、また観たい!聴きたい!

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