真吾シアター

物語シアターに関する事を書いていきます。
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跡見学園女子大学「声優」科目講義
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    JUGEMテーマ:学問・学校

     

    今月4月から、跡見学園女子大学文学部コミニュケーション学科で非常勤講師として、春季と秋期に1科目ずつ担当させていただくことになった。

    春季は「声優」。秋期は「朗読」で、年間通じて週に1回講義を行う。通常の講義と違い「実習」という形になり、一方的な講義ではなく、出席する学生が何らかの形で参加する授業で、少し長い1時間50分という時間枠だ。

     

    近年、「声優」という仕事が認知され、俳優、アナウンサーという職業に肩を並べる職業になった。以前では考えられなかったことだ。

    跡見学園女子大学に「声優」という科目が新設されたのは、時代の変化ということかもしれないし、あるいは、先見の明なのかもしれない。

    明治時代から続く伝統ある大学での授業だ。アカデミックなものでなければならないと思う。むろん声優を養成する授業ではない。

     

    声のプロとして活動している私、堀井真吾が、参加する皆さんに、(朗読)を通じて表現力やコミニュケーション能力を身につけていただきたいと企画した授業である。おそらく、大学でこのような形態の授業はめずらしいと思う。

    新しいことを実現するためには、いくつか難題をクリアしなければならなかったが、文学部長の横田恭三先生のご尽力をはじめ、大学側にご理解をいただき、何とか12日より無事スタートすることができた。

     

    だいたい、シラバスを読んで、果たして興味を持つ学生がいるのかどうか・・・。なにせ初めてのことで、大学側も私も予測不可能だ。ひょっとしたら、大人数押し寄せるかもしれないし、数人しかいないかもしれない。初回になってみないと分からない・・・という。それも、どうやら、茗荷谷キャンパスの3年生だけが対象とのこと。一週間前になってはじめて知った事実・・。その上、構内書店で、私の編集した台本を購入しなければならない。やる気がある人でなければ、なかなか参加できないのではないだろうか。ハードルはけっして低くはないように思われた。

     

    そして、明けて12日初めての授業。参加者は21名。理想的な人数だった。昔はなかったように思うが、1回目はガイダンスということで、誰一人テキストの台本は購入していなかった。台本を持っているのは私一人なのだから、やむを得ず一人で「幸福の王子」を朗読することにした。

    おそらく、参加者としては「一回試しに出てみて、面白ければ次から参加しよう。」ということなのだと思う。それが常識なのだ。

    じつは「幸福の王子」を一人だけで読んだことはなかった。初めてだったのだ。思わぬ緊張感・・。

     

    19日に2回目の授業を行ったが、名簿上、21名の参加は変わりないようだった。心を込めて読んだかいがあったか・・・。

     

    何事も、初めてというのは難しい。また、どのように展開するかわからない。

     

    いずれにしても、必修でもない科目を選んでくれたみなさんに敬意を表したい。そして、彼女らが表現の楽しさを知り、1ステージ高い表現能力をつけてもらいたいと考えている。

    これからが楽しみである。

     

     

    | 堀井 真吾 | 物語シアター関係 | 23:46 | comments(4) | trackbacks(0) |
    跡見学園での講義、お疲れ様でした。
    ついに講義スタート!おめでとうございます!!

    初めての試みであり、他校でもあまり
    見られない内容のようですので、
    堀井先生も内容等で
    すごく悩まれているところでしょうか…。

    しかし、春は声優、秋は朗読と、表現を
    たっぷりと楽しめる内容が満載で、
    表現やコミュニケーションを体系的に
    学べる、かつてない授業になりそうで、
    楽しみです。

    表現の楽しさだけでなく、他の人の表現も
    楽しんでもらえるようになれば良いですね!

    先生のますますのご活躍を、
    これからも楽しみにしています。
    | のの | 2017/04/23 6:43 PM |
    のの様
    高知での体験がおおいに役立っています。
    あの時の朗読ワークショップでは20名と限定させていただきました。期間も短く、4回目は発表会と一気呵成になりましたが、なんとか20名が手の届く範囲だったように思います。

    今も何人か印象に残っているくらい印象深いワークショップでした。スタッフの皆様に感謝です。

    跡見の講義も、不思議と21名になりました。発表会を視野に入れると、良い人数と思っています。
    試行錯誤というのは、大変ですが、反面楽しいものですね。
    はたして、どういうふうに展開していくのでしょうか。
    | しんご | 2017/04/24 10:07 PM |
    ブログいつも楽しく拝見しております☆

    今回の講義についての記事で、高知でのワークショップの思い出が鮮やかによみがえりました。

    何といっても、堀井先生の的を得た分かりやすいご指導(おためごかしの無い適切なアドバイス)あの真剣な講義スタイル、本当に本当にカッコようございました…。

    堀井先生に教わる21人の生徒さんたちは幸せものですね〜!

    きっと骨から声を出し、心に残る表現を出来るノウハウが身につくことと思います。

    ご指導は大変でしょうが、お体ご自愛のうえ頑張ってください♪

    引き続き、ブログの更新を楽しみにしています〜!
    | とみ | 2017/04/25 6:17 PM |
    とみ様

    コメントありがとうございます。

    ワークショップには、お金を払って、最初からやる気のある人たちが受講するものですが、大学の場合は少し様相が異なります。自ら選んで受ける実習科目とは言え、やはりまだ若い学生さんは、受け身の姿勢の人が多い・・。

    むしろ、やる気にさせるためのエネルギーが必要なのは、これまでではじめての体験です。おそらく、普段のワークショップの程度にやったら、(ワークショップもかなり優しいつもりですが)何人も来られなくなることでしょう。

    そのへんの加減が難しい。

    とは言え、きっと最終的には姿勢が変わってくると思っています。1〜2名脱落する可能性はありますが、それは仕方がないかな・・とも感じています。
    あとになって、価値がわかってくる人もいるはずです。
    | しんご | 2017/04/27 2:45 PM |









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