跡見学園女子大学2018年度春期実習講座「声優」
- 2018.04.17 Tuesday
- 22:00
JUGEMテーマ:学問・学校
またしても、1年近く間があいてしまった。
先週4月11日水曜日から、2年目の大学での授業が始まった。昨年は20名の参加だったが、今回は28名。
平日の5限という最悪の時間帯にもかかわらず、この人数はなかなか多い・・ということが昨年1年間やって、わかった。
実を言うと、自分の中のマックスの人数は25名ほどと考えていた。早くもそのハードルを越えた。大声を出し、発表会も
最終的に行うので、視聴覚室という扇型の階段状の大きな教室を借りている。だから、いっぱいになるわけではないのだが、
なかなかににぎやかで活気がある。
さて、これまで経験のない人数をどうして公平にさばけるか・・。参加型の実習授業なので、一度も声を出さなかったという
学生がいたら、参加する意味がないのだ。声優ブームも手伝ってか、最悪の時間帯にもかかわらず集まってくるのは、それだけ興味とやる気がある人たちであるのは確かだろう。熱意には最大限の誠意をもって返したい。
全員が20歳か21歳の女性という特殊な状況もあって、昨年は戸惑いの1年でもあったが、1年の実績もあるので、きっと
なんとか、新たなステージに上がることができると楽観している。だが、もし30名以上となると、2クラスにわけるか、
抽選にする必要も出てくる。大学側が柔軟に対応してくれると良いのだが・・・。
昨年、春期と秋期を通じて1年間通った学生が7〜8人ほどいた。その中で、今年、大手の声優プロダクションに合格した人が
いるという。おそらく歌で鍛えた声が出色だったNさんは、1年間の訓練を見事に生かして、プロの声優として合格したのだろう。まだ、現役の4年生である。私も最も期待し、教えた一人だったので、そんな話を聞いたときは、とてもうれしかった。確かに個性的で素質のある女の子だった。今後の活躍を多いに期待したい。
別に、声優を養成するために授業をしているのではない。
コミニュケーション能力の育成と、声を通じた表現力を身につけることは、今後生きていく上で大きなアドバンテージとなる。
大学の授業なのだから、当然そういったことを、最大のテーマに掲げている。
しかし、もちろん能力も個性も皆違うのだから、中には俳優や声優が出てもおかしくはない。むしろ、1年目にしてそういう人材を排出したことは誇らしく、また大きな喜びである。
明日は2回目の授業だ。今年は、どんな人材が揃うのだろうか。
いつも楽しく拝見させてもらっております。
お久しぶりのブログ更新、待っておりました〜☆
1年目にして、さっそく声優として羽ばたく生徒さんが登場されたとのこと、きっと堀井先生のご指導が的確で、めきめき力をつけられたのでは…!!
わくわくしながら拝読しました。
それにしても、2年目で、すでに定員オーバーになるほどの人気授業なんてスゴイですね!
堀井先生の授業は、声で表現する能力を身につけるだけでなく、
「他の人の動きや自分を客観的にみながら、調和のとれたひとつの場を作りあげていく」、
ということを学べる貴重な授業だと思います!
本業も絶好調でお忙しいことと存じますが、
お身体ご自愛のうえ、今年もたくさんの若葉たちを育ててください!!
私たちも堀井先生を見習って頑張ります!
そして、また一緒にお仕事が出来ることを楽しみにしております〜。
(できれば、ブログも続けてくださいませね。毎回楽しみにしていますので☆)
久々のブログの更新、お待ちしてました。
堀井先生の大学の授業も、今年で2年目になるのですね。
昨年より多くの生徒さんが受講を希望されるのは、声優・俳優志望だけでなく、
声や表現に興味のある方もたくさんいらっしゃるからではないか・・・と思います。
朗読を愛する者としては、とても嬉しいです!
先生の熱心な講義内容に加え、最後には発表会開催と、魅力的なラインナップに
きっと受講を希望される生徒さんが後をたたないのだと思います。
教室も、扇型の階段状の部屋ですし、思いっきり声を出せそうですね!
生徒さんたちがいきいきと声を出したり真剣に講義を受けている様子は、
想像するだけでとても楽しそうです。
大手の声優プロダクションに合格された方もいらっしゃるとのこと、
堀井先生の熱心な指導の賜物だと思います。
今日が2回目の授業とのこと、新しい生徒さんも加わり、ますます賑やかな教室になりそうですね!
拝読していて、私もぜひ参加したくなりました…。公開講座など開催される時には、ぜひ教えてください!!
次回の更新も、楽しみにしています!
さっそくのコメントありがとうございます。
じつは、最近フジTVのアナウンサー研修の講師もまかされることになりました。
報道のナレーション、バラエティーのナレーション、その上物語シアターの朗読劇舞台を演出したり出演したりと、それぞれ別の角度から声の世界の造形をしていることに、興味を持たれてのことでしょう。
アナウンサーも、今や、様々な表現がもとめられているということだと思います。
全ては、あの高知文学館での4日間のワークショップが原点となっています。今、思えば熱だけだった感じもし、申し訳ないやら、恥ずかしいやらですが、皆さん、必死についてきてくださいました。
スタッフの皆さんのフォローも見事でした。
あの時から、高知は第2の故郷です。
今年から、また新たに「物語シアター」の公演、出張公演、ワークショップに力を入れてまいります。
HPの改良、ブログの更新もマメに行う予定です。
こちらで情報交換してまいりましょう。