メジャーリーグ三昧

  • 2007.05.31 Thursday
  • 08:09
今日はひょっとするとレッドソックス松坂の先発か?
BS1で8時から放映だから、たぶん松坂登場か・・・・・。
今日は午後までのんびりできるので、なんだかウキウキしている。
11時からはヤンキース登場で、まさにメジャーリーグ三昧だ。

じつは最近、松坂の投球する姿を見ていない。
なかなかタイミングが合わないのだ。
いや〜、今日は久々だな〜。

新聞のフェイントではあるめえな・・・・。
松坂でなかったら消してしまうもん。(誰にダダこねてるんだよ〜)
オジサンは夢を見させてもらっているのさあ・・・・・。

そんなことより、8月4日に銀座のサロンで公演しなくちゃいけなくなりそう。
待てよ・・・今ほんとに迷っている。
重なりすぎだし、台本も未完成だし・・・・。
う〜ん to be or not to be, that is the question の心境。
おお、かっこええでよ〜!

おおっ!やっぱ松坂だああああ!

さあ、いよいよ!

  • 2007.05.27 Sunday
  • 12:07
いよいよ、出張物語シアターの動きが再開される。
というより、新しいレパートリーを新たなメンバーで今日から稽古をする。
6月中旬にK学園で上演する「ラブレター」と「幸福の王子」。
特にワイルドの名作「幸福の王子」は初めてで、稽古が必要である。
曽野綾子の訳が秀逸で、とても魅力ある物語になった。
以前の訳本では、じつはあまりやる気になれなかったのである。
訳者の力によって、これほど作品の価値が変わるものかと、再発見した。

最も、時代によって訳の雰囲気は違うものかもしれないが・・・・・。

いくつかの出張公演とともに、今年中にミニシアターもいくつか開催することに
なった。あるNPO法人に声をかけてもらって、銀座のサロンでも12月に
公演することになったのだ。

場が広がることは大歓迎だ。
まずは、いいレパートリーをつくること。
信頼できる人たちと、舞台の経験を積むること。(いい表現者であってほしい
もちろん自分も含めてだ!)様々な人たちと共演する中で、しぜんに一緒に
組めるひとが決まっていくと思っている。

また様々な演奏家や、舞踊家とのコラボレーションも今後試すことになると思う。
おそらく、自分のイマジネーションは簡単には枯渇しないように思う。
ありがたいことに、魅力のあるいい方々が参加してくださっている。
ミニシアターや、出張シアターなど、表現の場を多くしていきたい。

また、「物語シアター」ホームページ上で新たな情報を掲載するので、
時々チェックしていただけるとありがたい。

わたしのいもうと

  • 2007.05.24 Thursday
  • 21:20
前から気になっていた松谷みよ子の絵本を手にいれた。
いじめをテーマにした絵本である。
こんな暗い絵本は初めてだ。こんなインパクトのある絵本も初めてだ。

以前、新聞記事の切り取りをある方にいただき、逡巡していたのだが、
やはり(いじめ)のテーマを抜きにして、教育の現場に関われないと思う。

小学4年生で転校した少女(妹)がいじめにあい、ついに部屋から一歩も出られ
なくなる。家族とも口をきかず、本も読まず音楽も聴かない。外からは彼女を
いじめた女の子たちが、はしゃぎながら通り過ぎていく声が聞こえる・・・・。

中学、高校、そして妹は静かに息をひきとる・・・・・・。
「私もみんなと遊びたかった。いっしょに勉強したかった。」という
手紙を残して・・・・。

これは実話である。
松谷みよ子さんが、ある方から手紙を受け取っていたのだ。
その方の思いを受け止めて、絵本として発表されたのである。

短いが、読むと様々な感情が湧き出てくる。怒り、やるせなさ、同情、不安・・。
彼女が壊れてしまう前に、なんとかならなかったのか・・・・。もどかしい・・。
妹の絶望。家族の寂しさ。甘えることも、甘えさせることもできない親子の不幸。

愛情溢れるはずの家庭までもが、地獄となってしまったのか・・・。

やはり、辛いが通らなければならないテーマである。

物語シアターのレパートリー

  • 2007.05.23 Wednesday
  • 21:40
旗揚げ公演を終えて、さまざまな展開とともに、ひとつの方向性が
見えてきた。
小学校向けの最大のレパートリーが「龍の子太郎」であることには
変わりがないが、なにせスケールの大きい作品なので、気軽に選べないという
問題がある。やはり人数の少なくて上演できるものも必要だと感じ始めている。

ここにきて、同時進行で創り上げている物語をいくつか紹介する。

「フランダースの犬」。世界中で親しまれている悲しい、悲しい物語。
あまりに切ない話だが、人の心を掴んで離さない不思議な力がある・・・・。
近く小学校向けのレパートリーに加えるつもりだ。

「幸福の王子」。個人的にも好きなオスカーワイルドの大人の童話。
子供にも大人にも通用する美しく普遍的な物語だ。

「山椒大夫」。すでにレパートリーにくわえてある作品だが、これは逆に
人数を多くして上演したいと、検討中だ。理想的には三味線と尺八の生演奏
を加えたいが、柔軟に対応したい。
中学生にも合うのではないかと思う・・・。

じつは「幸福の王子」と「山椒大夫」は近く舞台にのせることになっている。
キャスティングも決まり、あとは稽古で錬るばかりだ。

出演者を多くすれば面白くなる可能性も大きいが、それだけでもない・・・・。
最小限の出演者でどれだけ面白い世界を創れるか。
そこがやはりキーポイントになりそうだ。

徒然なるままに

  • 2007.05.20 Sunday
  • 19:06
今日、無名塾のアトリエ公演を観に行ってきた。
最近、声優の女の子の甲高い声ばかり聞いていたので、女優陣の低い声
(これが人の普通の声なのだが)が、やけに新鮮に感じた。
よほど声優独特の声にあてられているとみえる。
当たり前のことが新鮮だなんて、やっぱり最近おかしな世界にいるのだ・・・・。

閑静な住宅街に構える仲代邸に、広々としたアトリエがあり
そこで10日間ほど公演をおこなっている。
さすがは無名塾。大変恵まれた環境の中で、優れた素材の若手俳優たちが
訓練を受けていることが感じられた。
きっと仲代さんにとっては皆子供同然なのだろう。

最近強く欲しているものがある。
それはスタジオである。
無名塾ほどの空間は、夢のまた夢だが、いずれ「物語シアター」のスタジオ
が欲しい。
劇場を借りることは大変にむずかしく、お金もばかにならない。
その上、稽古場の確保は想定外に困難なことだった。
4月の公演をプロデュースして、つくづく感じたことだ。

スタジオ(アトリエ)を持てれば、すべてが解決できる。
あたりまえのことだが実現できる人はあまり多くはないかもしれない・・・。

夢で終わらせたくはない。
まさに、<「物語シアター」に行けば面白い物語が聴けるぞ>という空間を
つくりたいのだ。
かならず実現するとの強い一念で臨みたい。

今日は、いい刺激になった・・・・・。

呼んでくれた出演者のMさん、今日はありがとう。
楽しく拝見させていただいたし、とても良かった。
男のずるさと、女の怖さも迫ってくる舞台だった。

偶然、羽佐間道夫さん夫妻とご一緒したことを付け加えたい。
私の尊敬する声優さんである。

メジャーリーグ2

  • 2007.05.17 Thursday
  • 08:03
松坂がついに完投し、イチローが5打数5安打し、
活躍すべき人が、いよいよ結果を出し始めた。
実に爽快感があって楽しい。

そんな中、地味だがすばらしい活躍を見せている選手も多い。
先日大家の50勝のことは書いたが、彼は野茂もそうだが、
自費で野球チームをつくって、選手の育成に貢献しているという。

田口もけっして派手な選手ではないが、去年のワールドチャンピオン
への貢献度はだれもが認めるところだ。

忘れてはならないのが、ドジャーズの抑えに定着した斎藤だろう。
確かもう35歳は過ぎていると思った・・・・・。
横浜時代の最後の数年間はけがに泣かされ、ほとんど存在感はなかったように
記憶している。それを考えると、奇跡の復活である。
それも日本で解雇されかかった投手が、あのハイレベルなメジャーで
ストッパーに君臨するのである。

海をわたった時、どんな決意でのぞんだのだろうか・・・・・・。
彼はマウンドに向かうとき、かならず自分に言い聞かすそうだ。
「お前はいったい何のために海を渡ってきたんだ?」と・・・・。

誰もがピークを過ぎたと思った選手が、現在リーグ3位の12セーブを
すでにあげている。
松坂もイチローも文句なしですごいが、斎藤の活躍には、
日々弱気になりがちな自分を鼓舞する、何かがある。
共感、可能性・・・斎藤は私に、前進する勇気を与えてくれた。

NHKハイビジョン わたしが子供だったころ

  • 2007.05.13 Sunday
  • 21:32
最近一番気にいっているテレビの番組だ。
さりげなくハイビジョンをつけるとなぜか流れているのだ。
最初はなんの番組だか分らないで観ているのだが、切る気には
なれない。そのうちに判明する。「あれ、またあの番組だ・・・・」

人生、ルーツ、懐かしさ。自分のつぼにはまってしまうようだ。
いや、なかなかそれが面白いのだ。
小池栄子の回と、詩人 小池まさよの回だった。
再現ドラマをまじえながら、本人が子供時代を回顧する演出だ。
淡々と進行していくのだが、NHKならではの構成で民放ではとてもつくれない
だろう。こういう地味だがいい番組を、NHKにはもっとつくってほしい。

水曜の夜には、桂歌丸を取り上げるという。
なぜか楽しみでしょうがない・・・・・。

温故知人

  • 2007.05.12 Saturday
  • 23:28
先日放送した「とくダネ!」の1コーナー。
温故知新ならぬ知人。最近亡くなった著名人を取り上げ、
その生涯、生き方、残した言葉などを紹介するというものだが、
川柳の女流歌人 時実新子(ときざねしんこ)だった。

川柳というと世相を皮肉った短い句というくらいしか知らなかったが、
まったくちがっていた。
自分の心情をストレートに裸で表現した、あまりにも強烈なものだった。

戦後、医大に合格していたにもかかわらず、17歳にして強引に嫁がせられる。
夫は戦地での怪我の後遺症で、時に暴力をふるう男だった。
逃げ出しては連れ戻され、夫が亡くなるまで39年間、愛のない生活に耐え続けた。

川柳をつくることが、新子のカタルシスだったのだ。
当時、不貞川柳と話題になったらしいが、実際には夫や家族に尽くす
貞淑な妻だったという。心だけは自由に羽ばたいていたのだ。

その後、支え続けてくれた編集者と恋に堕ち、初めて愛する人と夫婦となった。
が、しかし、二人でいればいるほど、新子は孤独感に苛まれることになる・・・・。

新子は晩年に悟る。
男は太陽。女は月。
しょせん、あまりにも違う別々のものなのだと・・・・・。
だから決して相容れないものなのだと・・・。

確かに、一分の真理であろう。その通りなのだろう。

でも、それがすべてだろうか・・・・。
新子は、目を自分に向けすぎていたのではないか・・・・。
それ以上のことはいえないが。

彼女の川柳を読んで感動し、勇気づけられる人は、世の中にごまんといる。
私も衝撃を受け、感動した一人だ。

コメンテーターの女流作家のM氏は、「私、わかんなーい」とうそぶいていたが、
逆にその否定的な言葉にこそ、わたしは違和感を感じたと言っておこう。

さんま福沢のほんまでっかニュース

  • 2007.05.11 Friday
  • 22:01
恒例の特番が、フジテレビで18日金曜夜9時にオンエアーされる。
内容については守秘義務があるので言えないが、
この番組にピッタリのゲストを迎えることになる。
私はもちろん番組中のナレーシヨンを担当している。

まだ会っていないが、抜擢されたDのT君はどうしているのだろう。
あいかわらずほとんど寝れないほどの忙しさなのだろう・・・。
体力と気力と才能と、どれ一つかけてもまっとうできない仕事だ。
必死に格闘している姿を目の当たりにして、ヒリヒリとした緊張感を
抱いたものだ。彼はまわりの人が最大限力を出さないと納得しない。
結果、みな中途半端な仕事はできない。

いいものを創るにはそうでなくてはならないのだ。
遠慮をしてはならない。彼は若いのにそれができる。
自信と強さがなければできることではない。簡単につぶされてしまう。

自分が中心になったとき、さまざまに試されることになる。
思いどうりにはいかない。悪口雑言される。味方は極めて少ない。
たった一人きりになってしまう。究極の孤独感に苛まれることになるのだ。

自分を信じるしかない。
それにしても・・・・・てめえのことしか考えてないやつらばっかりだ!!!
失礼。わたしとしたことが、取り乱してしまって・・・・・・。

だから、私はT君を、応援している。
今後の彼の大成功を祈っている。

Tちゃん、おれもがんばるぜ。



今年のメジャーリーグ

  • 2007.05.10 Thursday
  • 14:40
日本ではすごい選手でも、メジャーに行くとなんでこう活躍できる選手と
埋もれていく選手とがはっきり色分けされるのだろう・・・・・。

今年の松坂と井川。二人の松井。野茂と伊良部。
それぞれ大いに期待され、明暗はっきりとあらわれた例だ。
それだけレベルが高いことは確かなのだろう。
世界中の天才選手たちが集まっているのだから当然と言えば当然か。
標準ラインは国内の比じゃないわけだ。

その中で、野茂や松井やイチローのように大活躍できることのほうが
考えられないことなのか・・・・。
こちとら、好き勝手言いながら夢を見させてもらっているのだ。

その、夢を託されているのは、今年の場合間違いなく 松坂だ。
夢を追いかけてギリギリの勝負をしに海を渡る。
自分には到底できないことだから、松坂に夢を託す。
考えてみると、半分以上松坂の試合中継を家や局で見ている。
サラリーマンにはできない芸当だね。

今日は久々にその松坂がいいピッチングをしてくれて、こちらとしても
なんだかすこぶる気分がいい。
女房は「はいはい、おじさんが夢を託しているわけね」といってばかにするが
おじさんは何と言われようが、松坂が好きなのだ。

それと、忘れてはならないのは、今日松坂と投げ合った大家のこと。
いま一つ調子が上がらず負け投手になったが、粘りの投球には、心動かされる
ものがあった。
日本では無名だった彼が、いつのまにか50勝だ。
なんだか大家の生き方に感動。
また女房にばかにされそうだが・・・・・・。

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