埼玉アマチュア劇団指導終了

  • 2007.08.30 Thursday
  • 21:11
 集中して聴いて指摘をすることが、こんなにくたびれるとは・・・・。たぶんみなさんが向かってくるエネルギーが大きいのだろう。
 しかし、やるべきことはやった。っていうか、回数も時間も度外視のいたれりつくせりの出張指導だった。その理由はというと、「物語シアター」初の出張指導だったこと。
 だいたい、こんなに早く指導の依頼が来るとは思っていなかったのだ。

 劇団代表のSさんの熱意によるところが大きい。4月本公演を見に来られたSさんから、「芝居主体でこれまでやってきた劇団を、朗読劇の劇団に生まれ変わらせたい!」との依頼を受けたのだ。
 朗読劇を押し出していきたい自分にとって、まさにつぼにはまったリクエストだった。成功させないわけにはいかない・・・・!
 そんなわけでこれだけ入れ込むことになった。
 朗読劇の土台は出来上がったと思う。しかし、これ以上はいると、代表のSさんがやりにくくなる。でも、ここまでは必要だった。
 今日で、全員にもれなく根本的な指摘をすることができた。おそらく、今後Sさん中心に活気ある活動を展開されていくことだろう。

 今日の「走れメロス」は女性にはなかなか難しい課題だったと思う。しかし最後の通しは、オモシロカッタ!
 みなさん、お疲れ様でした。こちらも、とても楽しかったです。すばらしい劇団に成長されんことを心よりお祈りしております。

12月1日ミニシアター公演のこと

  • 2007.08.29 Wednesday
  • 23:34
 なんと昼の部も夜の部も早くも完売してしまった。
 銀座のサロンで初めて企画した、「物語シアター」による初のミニディナーショー。今回初めてご出演いただく岩男 潤子さんが、多くのファンを持っていらっしゃるとはいえ、まさか8月中にチケットが全部売れてしまうとは、お天道様でも気がつくめえ。
 作品に関しては間違いないと確信しているが、会場で皆さんにゆったりと食事していただけるだろうか? とか、おいしいだろうか? とか、そんなことばっかり気になってしまう。もう少し広ければいいんだが、それだけがやや不安材料だ。

 とはいえ、最終的にはパフォーマンスの出来で決まると確信している。実は、森 秋子さんと岩男 潤子さんがどのように演じてくださるのか・・・・。今からウキウキして待ちどうしい。が、本番まであと3か月もある・・・・・。

 チケットをすでに購入いただいたみなさん、しばらく、しばらくお待ちを。
 いずれ購入予定だった皆様、ほんとうに申し訳ありません。
 実はわたしにとってもこんなに早く完売するとは、想像できなかった・・・・。

物語シアター レパートリー

  • 2007.08.25 Saturday
  • 20:27
 物語シアターを発足してもうじき1年になる。HPとリンクしてはじめたこのブログのほうが、じつは一足早く9月上旬から始めたと記憶している。少しでも多くの人にブログを読んでもらって、「物語シアター」に興味を持っていただくために始めたブログである。

 このアナログ人間にしては、思いもよらぬ方向に走り始めたものだ。いっちょ前に最近はPCの前に座るじかんが 多い。原稿用紙に手書きするのではなくて、キーボードに向かうことがおおくなった。パソコンコンプレックスが薄くなりだした。
 さて、初めてレパートリーとして取組んだのが「龍の子太郎」だった。本公演で一回、アマチュアグループで一回、そして11月に埼玉の小学校で公演予定である。思ったより大がかりになり過ぎ、かなり予算がかかるが、大切にしていきたい原点ともいえる作品である。
 大人向けの最大のレパートリーは、「ラブレター」。実はこの作品は、発足前にすでに公演した作品で、それが最も頻度の高い演目になるとは意外だった。3人の女性がそれぞれの白蘭を演じている。いずれは男性のパートも私以外のひとが演じることになるだろう。
 他に頻度の高いのは、「走れメロス」「杜子春」「夜だかの星」。そして、最近加わりつつあるのが、「幸福の王子」「山椒大夫」「ごん狐」「フランダースの犬」だ。これらの作品が中心になっていくのは間違いないと思われる。公演をするたびに推敲を重ね、面白い作品にしていきたい。

 来年の第2回本公演の「メトロに乗って」は、ほぼ台本も出来上がり、キャスティングも決まっている。演出は大御所NHK OBのK先生にお願いした。
 大変なことだが、ようやく自分の納得する世界を、妥協なく造り上げることができるようになった・・・・。面白い、感動的な物語を提供していくのが、私の仕事と決めている。少しづつ世界を共有できる人が現れ出したことを、うれしいと思う。

 どうか、このブログを初めてご覧になる方も、何度かご覧になった方も、「物語シアター」のホームページにご注目いただきたい。
 
 

徒然なるままに 6

  • 2007.08.23 Thursday
  • 18:00
 今日は久々に過ごしやすい日だ。30度にいったかいかないかの境目だったと思うが・・・・・。それでも37度とかいう世界よりは随分まともだ・・・・。
 今朝、顔を洗っていて鼻血がでた。これはいったい、どういう現象だろう?確かに血気盛んなころは、よく意味もなく鼻血を出していたものだが、もう50に手が届きそうな齢になっての鼻血っていったい・・・・。人生50年かあ・・・。オイ!気を確かに持て!

 息子のUTAが昨日から算数の宿題と格闘していると思ったら、もう27日かあ・・。
どうも算数が苦手らしく、長く机に向かえない。母親にしかられべそをかいていた。
 おれは何にも言う資格はなさそうだ。なぜなら小学生の頃、いつも31日目が勝負だったからだ。それに比べたら、「なんだい、まだ27日かい・・・。」
 UTAがんばれえ!

 うちでよくべそをかくのは、次女と長男である。その次女に指摘された。「うちで一番泣かないのはママよね。」「えっ、パパじゃなくて?」と聞いた。
 すると、「だって、パパは舞台でよく泣くジャンカ・・・。」
うう〜ん、ちげえねえ。舞台の上で鼻水垂らしてよく泣いてらあ・・・・。考えてみれば因果な商売よ・・・。
 それにしても、性格もあるとはいえ、平気で家庭で泣ける子供は幸せなのかもしれない。大人のくせに、家庭では泣かないのに、人前で泣くとはいったいどういうことじゃい?!

物語シアター初の合宿

  • 2007.08.21 Tuesday
  • 19:09
 合宿などというものは、学生時代にやるものだと思っていた。
 剣道部の合宿と、シェークスピア劇研究会の合宿。なつかしいなあ〜。それにしてもこの歳になって合宿をやることになろうとは、夢にも思わなかった・・・・。もちろん学生以来だ。
 大学以来の親友I君の好意で実現したものだ。I君は秩父の地元で、卒業以来、時代のニーズにあわせて色々な事業を展開し、誰の目にも順調に発展させてきたなかなかのやり手だ。その上人柄がいいと評判の好人物だ。私たち4人を2日もタダで泊まらせてくれたのだから、間違いなくいい人だ!

 たまたま、数か月前から、以前居酒屋に使っていた建物を改築し、合気道の道場にしたという。(彼は若いころから鍛え魔で、格闘技が大好きな心やさしいターザンなのだ)その広い空間を、心おきなく提供してくれるという。その上女性陣は別棟で寝れる場所を確保してくれるというのだ・・・・。最高の条件である。

 そのかわり、今彼が力をいれているデイ サービス センターのお年寄りたちに、最終日に無料で朗読劇を披露しようという試みである。この秋、最も力をいれている「物語シアター」の新レパートリー「山椒大夫」!
 森 鴎外の格調高い古典的名作である。そのテーマといい、美学といい、朗読劇として成功させたい大好きな作品なのだ。しかし、なかなか手ごわい・・・・・。

 だが、I君のおかげで、しっかり時間をかけて稽古することができた。特に女性陣にとっては、二人とも芝居畑の出身ではないので、広い空間を使って芝居と同じ稽古ができたことは、とても価値あることだったと思う。
 また、二人とも難しいせりふをしっかり覚えて臨んだことで、益々有意義なけいこになったのだ。まるで本公演なみの充実ぶりだ。事実、二人とも長足の進歩を遂げた。

 お年寄りたちも、ずいぶん喜んでくださったようだ・・・。

 そして、足りないものも分かってきた。9月17日のヴィオロン公演。10月6日の熊本公演。いずれも「山椒大夫」がメインなのだ。なかなかハードルの高い作品だが、この流れでいけば必ずクリアーし、次なるステップをめざせるものと信じている。
 充実した、絆の深まった合宿だった。「物語シアター」の核ができつつある・・・。

 I君には、本当に感謝している。

今年初めてのプール

  • 2007.08.14 Tuesday
  • 19:26
 息子のUTAと午後から等々力のプールへ行った。そういえばこの夏初めてのプールだ。UTAの成長とは逆に、こちらの衰えは目を覆いたくなるものがある。
 以前はまだ、太り気味だと気にしながらプールに行ったものだが、今はもはやそんな次元ではない。その上、普段もやしのようにお日様にあたらない生活をしているので、マッチロイ・・・・。しかし、あまり恥ずかしいという気持ちがないのだ。
 これはもう、メタボリック症候群と言われてもしょうがない。完全におっさんの域だ。

 しかし、さすがに4年生ともなるとUTAもだいぶ水に慣れ、なんとなくクロールも形になってきた。(あいかわらず、プール教室では同じレベルで足踏みしているらしい)
それに引き替え、ちょっと泳いだだけで、完全に息があがっているわたし・・・・。
体力の衰えをしっかり感じてしまった。ショック!

 ちょっとお、なんとかせねばのお!

 UTAは、確か去年は蝉に触れることができなかったのだが、今年は自分でも蝉をとれるまでに成長した。それにしても都会の蝉はどうもトロイ。生命力が弱いというか・・・・・田舎の蝉はもっと機敏だ。UTAごときの手におちる蝉などいないのだ。

 せめて、今日はUTAと遊べて良かった。今年は新潟の田舎に連れていってやれないのだから・・・・・・・。

徒然なるままに 5

  • 2007.08.13 Monday
  • 21:07
 暑い!
 それにしても、いつ頃からこんな異常な暑さになってしまったのだろう・・・・・。
 35度以上などという温度は10年前にはなかったぞ・・・。子供の頃は30度以上になると、異常に暑いとかんじた。確か8月中、2〜3日ほどしかなかったように思う。
 それがなんと、いまや30度なんていつものこと、35度以上の日がいったい何日あるんだろう・・・・。
 大人が外を歩いても、なんだかクラクラするのだから、小さな子供などは熱中症の餌食だ・・・・。
 しかし、お台場は朝からすごい親子連れの人出だ。今日など子供たちは大丈夫だったのだろうか?ただでさえ日陰のないお台場。地面に近いところの温度は40度に近いはずだ・・・・・・。
 とてもじゃないが、こんなところに・・・と思うのだが、みんな逞しいのだ。
 真夏の暑さなどものともしないで、遊びに出かける!
 こんなことで外に出たくないなどと、思う方がヤワなのかもしれない。

 ただ、水だけはたくさん補給した方が良いように思う。熱中症を防ぐ最大の武器だ。
大人も子供も水をいっぱいのみましょう!

そういえば、この暑い中、先日伺った劇団のUさんのご主人が、柏崎にボランティアで行かれているという。頭が下がる思いだ。ボランティアといえども同じ環境下にいるわけで、大変なことに違いない・・・・。きょうからようやく仮説住宅への入居が始まったらしいが、健康で戻ってきて頂きたい。
 それでも水が出るようになってよかったとおもう。が、ガスはまだ復旧していないらしい・・・・・。暑いとはいえ、家族でお台場に遊びに行けるとは、幸せなことだ・・・!

アマチュア劇団での朗読劇指導

  • 2007.08.11 Saturday
  • 21:35
 今日で予定のレッスンは完了した。わずか4回の稽古とは思えない濃密な時間だった。
たぶん、団員の一部の方は生涯の思い出に残る価値ある経験をされたと思う。
 そう長いじかんではなかったが、私も全力で取り組んだ。「自惚れるのもいい加減にせえよ」という言葉が矢のように飛んでくること請け合いだが、今日の通しの出来は、なかなかのものだった。主役の二人の間に流れる情愛は本物だったのだ・・・・・。そこが、まさに作品が本物か偽物かの分かれ目・・・・・。

 一期一会ということばがあるが、これで私の彼らに伝えるべきことは一応終了したように思った。正直いうと、当初、4回の稽古ではとても厳しく思えた。自分はできると思っている人が多いと感じたからだ。指導者のいない中で長くやってきたので無理もないが・・・・・。代表のSさんが私に熱っぽく依頼されたのも、マンネリズムに陥っている劇団をなんとか再生して、あわよくばワンランクアップした朗読劇主体の劇団に甦らせたかったからなのだろう。Sさんの熱い思いには応えてさしあげたかった。

 そんな中、今日の出来は予想以上だった。
 1日目、2日目のだめ出しに対するかれらの驚きの表情からは、計り知れない進歩である。相当読み込んでこられたことは、想像に難くない。
 きょうが本番だったとしても、お客さんは十分楽しめただろう。

 今後の朗読劇劇団として、埼玉でも代表的な存在になるよう、陰ながらいのっている。

12,1 物語シアター ミニディナーショー

  • 2007.08.10 Friday
  • 09:02
 銀座にサロンを持つNPO法人 日本・アジアカルチャーセンターのお誘いで実現した企画である。
 代表のSさんには、以前から浅田 次郎の「ラブレター」を銀座のサロンでやってほしいとの依頼を受けていたのだが、いよいよ本格的に始動開始した。
 それもSさんの提案を受け、若干費用はかかるが、ゆったりと食事をとっていただき、お酒やコーヒーを飲みながら「朗読劇」を観賞していただこうという企画だ。
 アジアンテイストのなかなかしゃれた空間である。なんだか初めての試みというのはスリルがあって楽しみでもある・・・・・・。

 「ラブレター」の他にもう一作。オスカー・ワイルドの「幸福の王子」。
 一見、子供むけの童話と思われるかもしれないが、さにあらず、童話風の、詩のような深みのある作品ととらえたほうがいいかもしれない。子供よりむしろ、大人にうける作品だ。
 
 出演は私の他に、女優のM 秋子さんと、歌手のI男J子さんの3人。
 Mさんは、あの三島 由紀夫が主宰していた、(浪漫劇場)のヒロインだった方である。しばらく結婚で離れていらしたが、ここ数年再び活動を開始されている。
 三島演出の遺作「サロメ」のヒロインとして有名な方で、恐れ多くも、偶然、師匠と恩師がMさんも私も同じなのである。その恩師のもとで、2年ほど前にご紹介を受けていたのだ。幸福の王子に出演していただけることになった。大変光栄なことだ・・・・。

 かたや、やはり初出演のI男さんは歌手だが、アニメの声優としてもブレイクしているかたである。ラブレターのパイランを演じていただくと同時に、私のリクエストで持ち歌を芝居の中で歌っていただく・・・・・。
 彼女のコンサートに伺った時、そのやさしい歌声が私の心を揺り動かした・・・・。
 今から、どう演じてくださるか、とても楽しみである。

 実は、先日チケットの申し込みを開始した途端、かなりの反応がでている。嬉しい悲鳴なのだが、近いうちに完売してしまう恐れが出てきた。なにせ、狭いサロンでの公演である。
 ご興味のあるかたは、どうかお早目のお申し込みをしていただけると幸いである。

神宮球場花火大会

  • 2007.08.05 Sunday
  • 07:10
 昨日は、朗読劇市民講座「龍の子太郎」の反省会ということで、うかがった。
ほとんどのメンバーが参加されていたのには驚いた。やはり、あの時の感動は本物だったと思った。

 その上、今度は中原市民館の毎年開催される発表会めざして、毎月朗読の講座を持つことになった。思えば、4・5年前からのDさんらとのつながりが、こんな形に発展したのだ。
 アマチュアながら、高度な箏の技術を持つDさんだが、4月の物語シアター本公演への出演依頼は、相当なプレッシャーに感じられたようである。しかし、それを乗り越えて大成功させたことが、Dさんにとっても私にとっても大きな自信につながっている。
 それはまた一層のお互いの信頼感へと昇華したように思う。

 はたして、このグループが今後どのように発展していくのか?
 もしかしたら、これまでにない、朗読のアマチュアグループによる新たな文化の発信地になり得るか・・・・。言ってみれば、アマチュアの皆さんによる「物語シアター」ということになるかもしれない。
 また、それだけの人材がそろっているような気がする・・・・。

 気長に、皆さんの変化を見守りたい
 
 おっと、昨日はその後、UTA君と、神宮球場のヤクルト・巨人戦を観戦。ゆかたDAYということで、めずらしく二人浴衣姿で御出勤。ヤクルトが逆転負けを喫した。
 
 どうやら、今年のジャイアンツの強さは本物のようだ・・・。

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