2月も今日で終わり

  • 2010.02.28 Sunday
  • 15:54
JUGEMテーマ:日記・一般

雪国出身で1月29日生まれのくせに、どうも2月は苦手である。去年胆のう摘出手術をしたためか、冷えるとてきめん調子が悪い。考えてみれば52になったのだから、ガタがきはじめてもおかしくない年齢である。
明日から3月・・。雪国では残雪の下の湿った黒い土の中から、鮮やかな黄緑色をしたふきのとうが顔をのぞかせる。それは生命の美しさと力強さの象徴だ。私はなんといってもその季節が好きだ。
冬は必ず春となるものだが、じっと耐え忍ぶのはどんなに辛くて大変なことか・・・・。雪国の人たちはみなそれを知っている。

今年の北国はとくに寒く、雪が多かった。寒さに弱い雪の申し子は、雪の特別多かったこの冬、随分と北陸に行くことが多かった。昔から、人生の節目には雪が降る。 たぶん、生まれた時も雪が降っていたのかも知れない。
雪は美しいが、そんなにいいものでもない。

だから、弥生3月は好きだ。寒さと暖かさを繰り返しながら、生命が芽吹きだす。最初に地面からふきのとうが。そして地上では梅が咲き始める。長い暗闇を通り抜け、冬は必ず春となるのだ。

今週、富山と新潟で公演がある。

春を呼び込む公演にしたい。

富士山のお迎え

  • 2010.02.21 Sunday
  • 09:16
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早朝の空からの富士山はポッカリと天空に浮かぶ美しい白い島だった。
機内から携帯で撮ったらいけないんだぞお!コラ!

坂本竜馬生誕の地でごわす。

  • 2010.02.21 Sunday
  • 06:40
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飛行機は満席。ホテルも満席。竜馬伝効果は早くもあらわれてごわす。あれ?こんな言葉だったっけ?
高知文学館の朗読フェスティバルに招かれて朗読と講演をしたが、熱心な朗読愛好者がつめかけ、高知の朗読文化の高さに驚いた。熱心な質問がつづいた会場は盛り上がった。
さすが竜馬の国、情熱的で積極的だ。
ぶんがく館館長先生はじめスタッフのみなさん、お疲れさまでした。
今、朝焼けのなか竜馬空港に向かっています。

雲海

  • 2010.02.21 Sunday
  • 06:18
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高知行きの飛行機から出てしばし雲の上を散歩してみました。まるでジャックと豆の木です。

なに?今日の暖かさは?

  • 2010.02.09 Tuesday
  • 15:26
JUGEMテーマ:日記・一般

今朝の冷え込みはすごかったが、気温がグングン上昇して、春の陽気。気持ち悪いくらい暖かな日中だ。カエルだってオケラだってアメンボだって、みんなみんな冬眠から覚めて這い出てくるにちがいない。もっとも、オケラやアメンボが冬眠するかどうかはさだかではないが・・・・・。(サダカだよ!)

それにしても、1月下旬の長岡公演の日は寒かった。大雪だった。あれが東京だったら完全に交通麻痺。劇場には誰も来れなかっただろう。雪国の人は、あの大雪をモノともせず、足を運んでくださった。今でもまだ信じられないくらいだ。

評判も上々のようで、市民劇場の例会に物語シアター(朗読劇)を加えてほしいとの要望がたくさん寄せられたらしい。

長岡だけでなく、柏崎や新潟市からもたくさんの方が車等でかけつけてくださったが、なかでも、小学校から高校まで同級だったS君が、単身赴任先の長野市からはるばる来てくれたことには、驚きまた感激せずにはいられなかった。
「ラブレター」上演のあととあって、ときどき涙を拭いながら面会してくれた姿が目に焼き付いて離れない。
こんなにも情のあるすばらしい友人を持っていたことを誇りに思いたい。。そういえば、特に中学校の時、しょっちゅう彼の家に遊びに行っていたことを、スライド画面のように思いだした。お母さんもいつも歓待してくれた。

あの雪の日の再会を、一生忘れない金の思いでとしてとっておこう。

しかし、今後長岡に行く機会もありそうなので、S君とまた会える日はきっとあるに違いない。
いつのまにか、子供だった二人が、家庭をもつ壮年になっていた。
 

節分の鬼

  • 2010.02.04 Thursday
  • 18:57
JUGEMテーマ:日記・一般

昨日は節分。もういつから続いているのだろう。我が家では必ず小生が鬼のお面をかぶってベランダから部屋に入り、小六のUTAをはじめ、家族全員から豆の一斉放射を浴びる。

ナマハゲになった気分で「悪い子はいねえかあ」と言いながらそれっぽく入ってくると、けっこう女子供がキャーキャー言いながら、喜ぶ。一年に一回の我が家の重要イベントだ。

雛祭りの人形も、いつからか天袋にしまったまま。UTAの鯉のぼりにいたってはもう数年前から出そうともしない。これは末っ子の悲劇である。クリスマスツリーは、12月中旬から、なぜか年末にいたるまで輝いている。そんないい加減な家庭である。

にもかかわらず、なぜか2月3日の豆まきだけは、きっちり鬼付きで「鬼は外。福は内。」それも、毎年2月3日は夕方から、たいてい家にいることが多い。まれに遅くなっても、鬼が帰ってくるのを、家族で待っている始末だ。

いったい、いつまで、このイベントは続くのだろう。いや、いつまで続けられるのだろう。
 

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